「鋼」は構造材として、強度、耐性、経済性を有しており、加工性に優れていることから、剛性を高めることも自由自在にできる優れた素材といえます。
しかし「鋼」の弱点は使用環境による酸化作用(腐食)により、素材自身の強度を低下させてしまうことです。場合によっては集中腐食の発生により鋼板を貫通させる恐れが出て来ます。
FRPタンクライニングは、地下タンク素材「鋼」のもつ優位性を継続させ、腐食という弱点を補うために、FRP(Fiber Reinforced Plastics)ガラス繊維強化プラスチックを内面に積層施行するものです。
「鋼+FRP」は双方の優れた利点を活用した素材です。
1.開孔
2.各種洗浄
3.ケレン作業
4.ケレン作業完了
5.板厚測定
6.プライマー処理
7.FRP積層
8.FRP脱泡
9.ピンポール検査
10.膜厚測定
11.トップコート処理
12.ライニング完了(その1)
12.ライニング完了(その2)
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